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夜は液体に似ているな

by kitaiyuko

10月31日。

世間の一角はハロウィンで賑わってるらしいけど、それは今年も自分には関係のない世界だった。

いつも通り仕事を終えて電車に乗って帰宅する。
西九条でユニバ帰りの乗客が大量に乗り込んでくるのを覚悟したけど、タイミングが良かったのかそんなに乗客はいなかった。

帰宅BGMはTalking HeadsのRemain in light。
ぼーっと聞きながら、これとかXTCとか聞きながら深夜ドライブしたいなあと考えてた。
深夜にニューウェーブな曲聞きながら、妙なテンションで高速駆け抜けたりして、工場の夜景を見に行ったりしたい。
(あ、深夜は工場の電気はもう消えているのか…な)
もしくは、高速の看板をひたすら眺めながら、消えゆく公団ゴシックを発掘しては観察したい。

ただ私は車の免許を持っていない。
誰かに連れてってもらうにしても、こんな私の嗜好に付き合わせるのが忍びない…。
(特に公団ゴシック探しとか興味ある人まずおらんやろう…)
だから密かに夢見るだけにしておこうかな。

そんなこと考えながら思い出したのが、表題の言葉。
岡崎京子の漫画「pink」に出てくる言葉。

夜、特に真夜中。
こんな時間に起きてるとしたら、大抵は一人部屋でネットしてたり本読んだり作業したり…だけど
ふと時計を見たときとか、たまに時空が歪んでそうなうねっとした感覚がある。
深夜の高揚感から静かな現実に戻る一瞬。
それが液体っぽいなあって。
この漫画読んだ時、言い得て妙だなあとすごく納得した。
そもそも液って漢字は夜にさんずいが付いてるし。
だからきっとそうなんだろう。うん。

この一瞬の溶けた歪みの中に身を任せてみたらどうなるんだろうなあ。
ブラックホールに飲み込まれて、この体溶けてなくなってしまって
消えてなくなる感覚は想像を絶するぐらい気持ち良いのかもしれないなあ。
そんな感じの言葉も私の好きな漫画にあったなあ。
(引っ張りだしてヘッダーに載せてみた)

そんなことを考え出すということは思考回路が壊れてきたサインなのでさっさと寝るに限ります。
深夜の妄想は暴走する。


kitaiyuko
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